今回は、国立劇場開場50周年記念の歌舞伎公演で
、演目は通し狂言「仮名手本忠臣蔵」第三部八段目
から十一段と３か月間連続の完全通し上演の最終演
目です。
　第三部は、討ち入りを陰から支えた人物たちのド
ラマと、浪士の悲願達成となる討ち入りが主体の内
様でしたので、幸四郎の本蔵、梅玉の由良之助ほか
興味深い配役で、上記の舞台を展開するさまは、ま
さに興味深々でした。クライマックスである討ち入
りは特に圧巻で、盛り上がりも素晴らしいものがあ
りました。
　鑑賞された皆さんは、最後の場面で歌舞伎を十分
堪能され、楽しい一時を過ごされた事と思います。

１、日　時　平成２8年１2月5日（月）
２、場　所　国立劇場
３、演　目　通し狂言「仮名手本忠臣蔵」第三部八段から十一段
４、参加者　８０名
　　　　　　１期４名　3期6名　4期11名　6期4名　　10期10名
　　　　　　13期9名　14期14名　15期21名

　毎回のことですが、開演前に伝統芸能館で、国立劇場制作スタッフの方により
歌舞伎の歴史と変遷、そして今回の演目に関わるあらすじ、見所、役者の特徴な
ど、解りやすく約１時間懇切丁寧に解説して戴きました。皆さん歌舞伎について
可なり理解されたものと思います。